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2019.06.20 2020.08.20
1年中寒いの?知っておきたい倶知安・ニセコ地区の気候
1年中寒いの?知っておきたい倶知安・ニセコ地区の気候
海外投資家を中心に注目が集まっている倶知安・ニセコ地区ですが、気候、四季はどうなっているのかを解説していきたいと思います。北海道は広大であるため、エリアによって気候も変わってきます。海流による影響が大きいのですが、北西部と南東部では、大きく異なります。また、山脈の影響もあり、札幌市内と倶知安・ニセコ地区でも積雪量の違いが出ています。
それでは、以下、倶知安・ニセコ地区の気候、四季について詳しく書いてみたいと思います。
倶知安・ニセコ地区の気候について
倶知安町は、日本海から25キロ程度内陸に位置しています。昔から屈指の豪雪地帯として名高く、やや内陸性の気候を帯びています。
冬にシベリア大陸から吹き出す乾燥した空気が、日本海で水蒸気をたっぷり取り入れて筋状の雪雲となります。それらがいくつか合流して強くなり、ニセコ連峰や羊蹄山にあたって凝結し、そして雪を降らせます。
雪を除くと全体的には、夏涼しくさわやかで風が弱く、カラリとした気候となっています。
倶知安・ニセコ地区の四季について
倶知安・ニセコ地区の四季は、はっきりと分かれています。夏はさわやかな高原気候であり、冬は道内においても最もたくさんの雪が降るという特徴があります。
春(4~6月)は、さわやかな気候であり、新緑と花で大地が包まれます。気温は10℃前後。桜の開花は、5月上旬頃となります。 夏(7~8月)は、雨が少なく、平均気温が20℃前後まで上がります。7月上旬には高山植物が見頃を迎えます。
秋(9~10月)は、ひと雨ごとに気温が下がり、氷点下になることもあります。冬に向かい、紅葉も始まります。 冬(11~3月)は気温が氷点下20℃前後まで下がることもあります。昭和20年の1月27日には、最低気温が氷点下37.5℃を記録しています。年最低気温の平均は、約-21℃と低く、年平均気温は7℃程度となっています。
降雪・積雪について
倶知安・ニセコ地区での平均積雪量は1.3mであり、平均降雪量は12.64mです。札幌市の約2.5倍となっています。近年においては、平成17年に最大積雪深約239cmを記録しています。また、雪が大変多いことからも、特別豪雪地域の指定を受けています。
豪雪地域の年間平均降雪量ですが、1位が倶知安町、2位が新潟県十日町市、3位は山形県新庄市となっています。この上位3件は、カナダのケベック州や、スウェーデンのストックホルム市よりも多い降雪量となっています。
まとめ
・夏は涼しくさわやかで風が弱く、カラリとした気候。
・冬(11~3月)は気温が氷点下20℃前後まで下がることもある。
・平均降雪量は12.64mです。札幌市の約2.5倍。
以上、「倶知安・ニセコ地区の気候について」をお伝えしました。 最後までお読みいただき、有難うございました!
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